日本のマンション

2011-07-06

日本のマンションの多くには健康を脅かす結露やカビの問題があり、その解決法は決してないわけではない。あるいは、マンションは決して一時的な住まいではなく、そこに代々が家庭を築くことができるほどの半永久的な資産となりうる。日本ではまだ少ないが、これからは外断熱がマンションの選択肢の一つになっていく……。マンション選びを真剣に考える消費者にとって、それは眼からうろこが落ちるほどの重要な新情報でした。全体からみればごく一部とはいえ、日本にも「できれば外断熱マンションに住みたい」「どこに外断熱マンションがあるのか」と考える消費者が現れてきたのです。その後も私は、日本テレビやテレビ東京での外断熱特番の製作や出演、外断熱工法の推進のための組織作りに全力を傾けました。当時E氏からは「お前は物を売るのではなく、社会を動かせ」「これは社会問題だ。より早く、より広範に正しいことを伝えよ」と言われていました。私はE氏の懐刀として、さまざまな仕掛けを張っていきました。そして私の活動の拠点は東京に移り、月の半分以上をホテルで暮らしました。このとき銀座のレンタルオフィスで毎週、外断熱勉強会を開催しながら多くの人と出会いました。この外断熱勉強会に参加して、のちに外断熱の住宅や賃貸マンションを建てた人もいました。また私のまわりには、大学教授、作家、役人、弁護士、一級建築士、編集者など、多彩な顔ぶれが集まっていました。