世界でも有数の競争力

2011-02-17

日本の繊維・縫製関連機器は、世界でも有数の競争力を持っている。通産省が93年12月に発表した、日本の繊維産業の再生のための重要な提案書である「新繊維ビジョン」も世界一流のテキスタイルとデザイナー、繊維機械メーカーを日本の優位性と指摘している。こうした優秀な繊維・縫製機器産業を背景にしていることは日本の繊維・アパレル産業の発展にも有利な条件である。アパレル生産に関係する機器としては、CAD・CAM(コンピュータによる設計・生産)、CG(コンピュータ・グラフィックス)、工業用ミシン、自動プレス機、ハンガー自動搬送システムなどがある。日本がとくに強い競争力を持っているのは工業用ミシンである。国内の工業用ミシンメーカーはマイクロエレクトロニクス(ME)技術を駆使してボタン付けや穴かがりなどを自動的に仕上げる新鋭機を次々に開発し、国内のみならず、海外にも販売。世界の工業用ミシン市場の70〜80%のシェアを占めている。