歯にとってもう一つこわいものに歯周病があります。そしてその歯周病を悪化させる最大の原因が、タバコなのです。歯周病予防のために一生懸命歯みがきをしても、タバコを吸っているのでは意味がありません。タバコが、がんをはじめ心臓病、脳卒中、動脈硬化など重大な病気に関係していることはじゅうぶんご存じでしょう。最近増加している肺炎についても、タバコを吸っている人は吸わない人の四倍かかりやすくなるというデータがあります。歯槽膿漏といったほうがなじみがあるかもしれませんが、歯周病は、歯のみがき方が悪いために歯垢が歯と歯肉のあいだにたまって、炎症などを引き起こす炳気です。ひどくなると歯を支えている骨が溶け、歯が抜け落ちてしまうやっかいな病気です。