免疫力が闘う相手は、体外から侵入してくる敵ばかりではありません。体外から特別な異物が攻撃を仕掛けてきたわけではないのに、身体のあちこちで異常が起こることがあり、そうした体内の敵と闘うのも、免疫の仕事です。体内で異常を発生させるものには、遺伝的な要因のほか、極度のストレスや肉体疲労、栄養の偏りなど、さまざまな内的要因が考えられます。それでも、早い段階で対処すれば大事にはいたりませんが、過度のストレスに長い間さらされたり、睡眠不足が続いたりすると、体内環境はどんどん悪化して、病気の好むものになっていきます。病気が好む環境とは、病気に抵抗力のない、つまり免疫力が低下した状態です。