「全員とはいわなくても、せめて学校教育の中核になる人のなかには、社会人経験者がいたほうがいいでしょうね。ニートの問題にしても、実は学校教育に関係があるんです。公教育ではみんな一緒が平等と教え込んでいますが、それは違うと思います。私は口を酸っぱくして、『世の中は平等ではない』といっています。『世の中は不平等』と教えるのが教育の原点なのではないでしょうか。世の中は競争社会で不平等なのだということを、世の中に出る前に学校で教えるべきです。なんでも平等としか教えてこないと、世の中に出て、急に不平等な世界に直面したとき、おじけづいて適応できなくなるんです。『生きる力』とは何かを教えるのが教育のはずなのに、学校は十分な機能を果たしていません。いままでの世の中なら、知識重視のシステムや考え方でよかったのかもしれませんが、時代の変化とともに、学校教育のなかで教えるものも変えていく必要があります。」
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