大人がこどもに一方的に「理解」の手助けすることよりも、こどもに「効率」を身につけさせることのほうがはるかに難しいのです。そこで、このステップ3では、「自分のペースがつかめずあたふたするこどもたち」が、成功体験をどのように自信に結びつければいいか、を考えていきます。「自分のペースがつかめずあたふたするこどもたち」とは次のようなこどもたちです。*「やることはやっているのに成績が思うように伸びない」*「問題の出方が変わると解けなくなる」「応用問題・総合問題が解けない」*「以前は解けていた問題が解けない」*「宿題をこなすのが精一杯」*「内容が難しくなって、学校の勉強にすら身が入らなくなった」*「やることが多すぎて何をしていいか分からない」*「平日の宿題をこなそうとすると夜中までかかる。宿題を土日にためるとこなせなくなる。土日もゆっくりできないため、平日に疲れがたまり、勉強がはかどらず、家の中が殺伐としている」*「課題のプレッシャーからか、だるさ、頭痛、腹痛を訴え、極端に集中力が下がる」*「やればやるほど〈あれもこれも〉という気持ちになってしまい、落ち着かない」