一九六〇年代中盤から八〇年代までの高度成長、九〇年代に入ってのバブル崩壊、そして再び回復基調に転じた日本経済。この間の約四〇年の中で、アパレル業界は大きな変遷を遂げてきた。アパレルメーカーの栄枯盛衰も激しい。左に掲げたのはアパレルメーカーの売上高ランキング上位三〇社の最新二〇〇六年度と一二年前の九四年度(いずれも出所は『繊研新聞』)を比較したものである(九四年当時は現在のような連結決算重視の時代ではなかったため単体ベースだが、○六年度は三〇社のうち一三社が連結決算ペース)。上位三〇社の売上高合計は九四年度に二兆四五三〇億三八〇〇万円であったものがバブル崩壊と景気の後退、デフレによる単価下落などで減少を続け、○二年度には二兆円を切ろうかというところまで落ち込んだ。