幼児のうちは、親もちょっとした英会話レベルのものをテキトーに勉強して、超人気タレントの女K・Sのように家庭で「英語ごっこ」を楽しむにしても、そんな程度で中学くらいからの勉強をフォローできるのでしょうか。私だって自信ありませんよ。日本語でだってやっとかも。だから最近では、語学教育の専門家も出てきて、日本人としてそれはちょっとどうなのかと厳しいことを出している。でも、そんなことはおかまいなしに相変わらず人気のようだ。私の友人も、物はためしに説明を聞きに行ってみたという。まず日本語で対応してくれることを知って、私は驚いた。ずいぶん許容範囲が広いのだなと。しかもやんわりと断わられたふうだった。両親ともに日本人で英語がわからない場合、それなりの覚悟も必要だということを遠回しに言われたらしい。賢い友人は、すぐにそれを察知してあっさり諦めた。また特殊な例としては、知人の美しい中国人女性(旦那さんは、英語さっぱりのドメドメの日本人。でもお金持ち)は「家庭で日本語ならだめです」と娘二人の人学を断わられた。ところが英国留学経験のある彼女は、シェイクスピアのハムレットの英語のセリフを、なんと泣きながらその場で、ちゃんとした劇みたいに言い続けて、校長はそれに負けて入学を許可したという。それを本人から聞いたのは8年も前ですが、「大変なのだなあ。国籍が複雑な家庭は、お金持ちだと余計に」と思って、NY帰りの「プチ移民経験者」の私は、やはり「移民の彼女」にけなげだなあと同情したほどです。しかしあとで聞くと、彼女は自慢したつもりだったらしい。ハ〜中国人美人マダム、ご苦労様なこったです。