ストレス発散の危険さに気づこう

2011-12-09

なによりも避けなければならないことは、オートバイを欲求不満解消の道具として使ってしまうことです。これは、じつは自戒の言葉でもあります。しばらく旅を続けているうちに、有形無形のストレスに曝され、やたらと気が短くなることがあります。たとえば地方を走っていると、地元のナンバーでないというだけで無理な追い越しをかけられたりすることもある。そんなときに俺は、いわゆるキレた状態になることがあります。相手に屈辱を与え返すために、わざとコーナーのアウト側からぶち抜いてやったりして、直線で待つ。

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たいがいはあえて極端にスピードを落とした俺の後ろをとろとろと付き従ってくるわけですが、根性のある相手だと、ふたたび抜き返してくることもある。そうしたら、またコーナーで抜いてやる。まったく下らない。書いていてじつに恥ずかしい。しかし、性格にもよりますが、こういうことは往々にしておきるものです。俺はストレスを溜めこまない性格ですから、こういう直接的なことをして、スッキリとしてしまうわけですが、もちろんよいことではない。これは自分に言い聞かせているのでもありますが、オートバイは喧嘩の道具ではない。重要なのは、抑制です。俺に言われたくはないでしょうが、抑えることを学びましょう。ただ、困ったことには、俺はこういう具合に発散しないと、べつのところで破裂する可能性がある。そんなわけで、じつは、俺は、深夜に自宅を出て、身近なところで独りだけで暴走することもあるのです。