劣悪なコンクリートになる

2011-02-16

今の現場では、トラックミキサーで運んできた生コンをポンプ車などの圧送ポンプでホースを使って送り込み、打ち込みます。ホースの長さがときには100メートルを超えることもあり、また工期をスピードアップするため柔らかいコンクリートが求められ、加水が日常化しています。水が多いほど空隙の多い多孔質で強度の低いコンクリートになりますが、養生期間も短縮され、悪影響は全般におよんでいるのです。また生コンプラントからミキサーで現場に運んだ生コンは、本来なら1時間以内に打設しないといけないのです。1時間をすぎると強度が落ちていくからです。アメリカでは第三者の監理会社がきびしくチェックして、1時間を経過した生コンはすべて破棄処分にしています。それにて対して日本では、長時間たって固まりかけた生コンでも、かまわず打ち込んでいるのです。そのため後日、ハンマーでたたくと簡単に崩れたり、素手でかきだせるような劣悪なコンクリートになるわけです。

(参考)
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