若者の間でブームに

2011-02-17

スポーツフィッシングは、女性を中心とした若者の間でブームになっている。「釣った魚を食べないで逃がす」といった“遊び感覚”が人気の要因。SMAPの木村拓哉や江口洋介など人気タレントが趣味として紹介したのも、女性の需要拡大に寄与したといわれる。この分野の老舗である専業メーカーのティムコは、96年六月に株式を店頭公開し、増収増益を続けている。小売店でも、釣り具大手の上州屋が快進撃を続け、アルペンなどの大手総合専門店チェーンも専門業態の出店を始めた。さらにジャスコは96年7月、アウトドア市場に本格参入すると発表した。96年4月に福岡にオープンした「キャナルシティ博多」は、L・L・ビーン、エディ・バウアー、ザ・ノースフェースなど有力ブランドのショップをワンフロアに集結させ、業界の話題を呼んだ。このような大型複合商業施設の一つのくくりとして、アウトドアは欠かせない分野となっている。百貨店でもゴルフに続くスポーツ・レジャーの強化分野として、アウトドア売り場を拡大する動きが再び広がってきた。キャンプが低迷し、一時のブームは去ったとはいっても、アウトドア人気はしばらく続きそうである。