中学受験で要求される理科の学力

2011-03-08

中学受験で要求される理科の学力になってくると、とても、自然に興味を持てばよい、という程度のものでは足りません。自然法則を原理にまで高め、原理から推論によって実験の結果を予想したり、原理と推論によって自然を記述するという相当高度な学力まで要求されるのです。中学受験のレベルでは、理科はすでに原理と推論中心になっていると言えます。次に中学校では、理科は1分野、2分野と色分けされ、そのいずれも実験から原理・推論までが重視されます。ただし実験も何か新しいことを発見するためというよりも、自然現象がうまく原理通りに運ぶことを確認するために行われるのです。結果のわかっている実験というのもかなり味気ないものですから、小学生に比べ中学生の方があまり実験には興味を持たないという傾向があるようです。どうせ結果のわかっている実験ならば、器具を使って面倒なことをやるよりも、紙の上で理解した方がよいということなのでしょうか。こういった事情と授業時間数の制約などもあり、中学によって実験を大幅に省略している所もあるようです。特に受験を意識した場合、原理・推論の方に重点をおかざるを得ません。