経験を積んで、「この仕事は自分でできるんだ」という自信が出てくる段階である。中上局レベルの技能を持ち、この技能や経験を生かして次にどんなステップに進もうかと模索を始める時期でもある。この段階では、過去に積み上げてきた経験をもとに、「ではあなたはどうしたらいいと思う?」「どんな手段を講じるべきだと思うか?」といった質問を繰り出しつつ、今後進むべき道を考えてもらいながら相手のやる気を引き出していくマネジメントスタイルが有効だ。
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これは「示唆タイプのマネジメント」と呼ばれる。「WHYマネジメント」がもっとも多用される時期だ。この時期に、彼等が自分で身につけた知識やスキルをもとに「やりきる」経験を積ませていく。もうお気づきのことと思うが、コーチングの手法がもっとも有効なのはこの段階だ。つまりコーチングとは、ある程度仕事の経験を積み、自分自身の「ひきだし」を多少なりとも持つようになった人に対して初めて有効となるサポートの手法なのである。